中国人の日本人論書『これが日本人だ!(如此日本人)』王志強著(小林さゆり訳)レビュー 北京のダーシー九州福岡をゆく!ブログ(Blog)

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中国人の日本人論書『これが日本人だ!(如此日本人)』王志強著(小林さゆり訳)レビュー

これが日本人だ!読んでみました。
(中国人によって中国人のために書かれた日本および日本人の解説書)

この著書、王志強なる中国人が書いた日本人解説本なのですが、日本を題材にした書籍は数あれど、日本人だけを題材にした題材にした中国具人の書籍も珍しく、また、タイトルにも魅かれて読みたくなってしまた次第です。
 これが日本人だ!

著者の王志強氏、日本での就業経験もあり、かれこれ20年来日中間でお仕事されているようで、どれほどまでに日本人に対する理解があるのかと期待していましたら、やはり、日本人の皆が想像する中国人そのものでした。

中国人が日本を語る上で欠かせないのが、天皇であり戦争であり靖国神社です。
更には、日本を模倣国家呼ばわりする始末です。

昨今、中国の製造業は世界のトレンド商品の模倣品を大量に作り、一大製造立国に成長しています。日本も大戦後の成長期は、欧米諸国の製品を模倣して成長し、現在の製造大国日本があることは否定できない事実です。

ワタクシ自身、製造業に身を置き多くの中国メーカに触れていますが、感じる事は、大方の中国企業は作り方も作る商品も、完全にコピーして作るだけで、創意工夫が見受けられません。
一方、日本はといいますと、基にした技術は模倣であれど、録音・再生技術を一つのカセットテープに集約したように、新たな価値を想像して成長して来ました。
ここが全く違うのです。

更には、時代が悪かった。
特許技術や商標に対して対価を払うのが当然の現代。
昔日本がしたように、基礎技術を勝手に使うことは許されず、簡単に商標すらも勝手に使うことを恥じらいもなく実行してしまうから叩かれてしまう訳です。
そういった意味では、日本が成長した時代はラッキーだったのかもしれません。

このように日本人(国)と中国人(国)との成長の過程の違いを論じると、決まって中国人は言います。
「日本人は中国が発明した漢字を無断で使っている!」と、、、。
本書では、はっきりとは書かれていないまでも、同様の記述が出てきます。

更には、日本人のルーツは中国にありと言わんばかり。
そりゃ確かに、中国大陸および朝鮮半島からいろいろと学んだことは事実ですし、人も渡って来たでしょうから、確かに中国あっての日本なのかもしれません。

そんなこと言いだしたら、種の起源はどこだってことになり、人類はいくつかのルーツに分類されることになる訳ですが、そんなことをウダウダというのが中国人です。

そんな中国文化を基に成長した国家日本が、中国に恩も感じずに侵略してきて、更には世界地の中心である中国を、小国日本があらゆる面で抜き去ってしまったことが、近代においても認める事が出来ず、あれこれと理由をつけては自国中国を小国日本よりも上だと位置づけたがる中国人の国民性には、ただただ呆れてしまいます。

そんなことが、トクトクと論じられています。

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翻訳者の小林さゆり氏も記述の通り、多少の意訳もあるようですが、やっぱり中国人が書いた日本人像だ!ってことが、そこかしこに見て取れます。

日本人の起源から世界大戦、バブル崩壊と現在の日本の姿までが描かれている本書。
最終章のタイトルは、『没落』であり、かつて三洋がハイアールと資本提携し、白物家電の中国生産拡大をした事例を挙げ、当初は日本スタイルで運営したが上手くいかず、中国人による中国式の組織運営を行ったら、
「あれま日本人もびっくり。上手く行っちゃいましたね。やっぱ中国人が上だ、ワッハッハッ!」
って、なんじゃそりゃ。。。

上記のように、21世紀の現在においても、自国の都合のいいようにやりたい放題、言いたい放題の中国人ですが、裏を返せば、彼らの日本人に対するイメージでいえば、未だにそんな風にしか見てもらえていない日本人のアイデンティティーの無さを痛感します。

更に本書では、日本人は模倣が上手く、人間・社会形成においても、うわべばかりの列国の良いとこ取りをして、形だけを作るのが上手いと論じられていますが、その点はまんざらでもないような気がするだけに、耳の痛い話です。

普段耳をふさいで逃げている日本人・日本社会の問題点もそこかしこに列記されており、素直に読めば我々日本人の弱い部分がよく解ります。

更には戦後何十年も建っているのに、未だに中国人の理解を得られない日本人の世渡りの下手くそさには、反省せずにはいられません。

著者はすでに50歳半ばのお歳の方。
古い考えが根底にあるのでしょうが、30,40代の人も同じ教育を受けたと考えれば、日本人に対する見かたの本質は変わっていないでしょう。

21世紀の現在において、そんなこと言うのは時代錯誤もいいとこだと突っ込みたくなるところ多々ありますが、一方で、未だに中国人にそのように見られていることは事実であり、現時点での中国人の日本人に対するわだかまりや劣等感、また、どのように我々が見て知られ理解されているかを知る意味では、分かり易く書かれ、そして訳されており、非常に参考になりました。

中国人と接したことのない方、これから中国に赴任される方、中国に来て間もなく中国人がよくわからない方は、一読されると現代の中国人の行いや価値観がよく分かることでしょう。

訳者の小林さゆり氏も注釈するように、ごくごく普通の中国人が見たありのままの日本人の姿が描かれています。

素直気持ちで読めばいろいろとためになる本書。オススメです。

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【北京生活情報・北京駐在生活日記】
北京のダーシーって誰よ!ブログ(Blog)
http://daxi.blog55.fc2.com
[ 2009/09/17 23:23 ] レビュー 本 | TB(5) | CM(2)


ダーシーさん:

さっそく本書をお読みくださり、その上、長文にわたる力作レビューをしたためてくださって、本当にありがとうございます!
私自身、非常に興味深く拝読しました。

とくにダーシーさんは、ビジネスの第一線にいらっしゃるし、中国事情にもお詳しい。
中国人ともいろんな場面でつきあっておられるので、そういう 「中国通」 の目から見たら、本書はツッコミ所も満載だったかと思います。^^;

ただ……私たちのように北京に住んで、日常、中国人と接している者からすれば、「ああ、また耳にタコができる。 もういいよ~! (- -;)」 なんていう画一的な意見でも、日本に住む一般の日本人には、なかなかそれがわかりませんよね。

ですから、一般中国人が日本人をどう見ているのか? といった素朴な疑問から、中国人の日本人観を日本人に伝えたい……と思ったのが、この翻訳の始まりでした。

ダーシーさんのレビューは辛辣ながらも、ユーモラスで、(失礼ながら)クスッとされられたところも多々。^^;

そうそう今度、私めのブログでも “逆紹介” させてくださいね。
あと、ちなみに作者の王さんですが、1955年生まれの
今年54歳。
(別に隠したわけではないのですが、原書のプロフィールが曖昧にされていたので……)

「60歳前後」というのは、ちょっと可哀想かなと思って
フォローさせてくださいね!
ご本人は、とってもダンディーで、素敵なオジサマですよ!^^;

それにしても、噛めば噛むほど(読めば読むほど)味わいのあるダーシーさんのレビュー。 いやホントに、感銘を受けました。
改めまして、ありがとうございました!! m(^ ^)m

[ 2009/09/17 23:33 ] [ 編集 ]
しゃおりんさんからの直接コメント、感謝感激です。
辛口総評になってしまいましたが、善し悪しを論じたい訳ではなく、日本人的感覚からするとはなはだ想像だにしない考え方の隣国中国人を、ワタクシなりに解釈し総評させていただいた次第です。
一気に読み一気に感想書きましたので、誤字脱字がそこかしこにあり、また、何を言いたいのだかわからり肉表現もあり、早速訂正しました。(著者のお歳も、、、笑)
中国駐在員の率直な感想、参考にしてもらえましたら幸いです。
[ 2009/09/18 01:25 ] [ 編集 ]
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 「読んで首肯するか、立腹するか!」 ――。  そんな挑発的?なコピーが、帯に大きく躍っています。  私にとりまして、初の翻訳本となります 『これが日本人だ!』 が本日9月5日、日本で発売されましたので、ここにご案内させていただきます!! ~~\(^▽^)
     はい、しつこいと思われようと、ウザイと思われようと、こうなったら意地の境地!?  何度でも飽かずご紹介させていただきますが、私めの翻訳処女作 『これが日本人だ!』 (王志強・著、バジリコ刊) のブックレビューが、だんだんお目見えしてきましたよ
北京在住ライターの小林さゆりさんが、翻訳本を出版されました。  その名も、『これが日本人だ!』(王志強著、バジリコ刊) 手に取った瞬間、吹き出しました。 こんな表紙だからです。 詳細は『北京メディアウ
 新刊の 『これが日本人だ!』 の著者で、北京に帰郷中の王志強さん (54) を囲む会――その第2弾を26日夜、市内の人気レストラン、江南料理の 「孔乙己」 で開きました。   ^^)/  お声がけしたのは、北京の日本語フリーペーパーやブログなどで、本書を
 そんなことが、この世の中にあるのでしょうか?? そう、ウソみたいな本当の話なのですが……。  9月初めに日本で出版されました 『これが日本人だ!』 は、(王志強著、小林さゆり訳、バジリコ刊)は、初版第1刷および第2刷の本書カバーに使用された写真に関し...
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Author:北京のダーシー
某電機メーカに勤め、2004年4月より北京に駐在。
中国人と共に、中国市場を開拓こと6年。やっと日本に帰れると思ったら、縁もゆかりもない九州福岡に戻ることに。。。

半ば中国人と化した自分を、一日も早く日本人に戻すべく、日々ラーメンを食べながら奮闘中。





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