◆◆北京のダーシーって誰よ!◆◆
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中国ビジネスの熾烈な競争は言うまでも無いところですが、小売業の世界で、日系企業の
セブンイレブンさんが勝ち組企業として突っ走っているようです。
日経ビジネス9月4日号で
『コンビニ、世界を掛ける!(セブンイレブンはトヨタになれるか)』の特集にもあった、セブンイレブン現代城店は、北京で日ごろお世話になってるお店の一つです。

ワタクシ自身、現地の日系企業で働いておりますが、日系企業が陥りがちな『
日本のやり方』にこだわることなく、現地ニーズを上手く反映させたのが、躍進の背景のようです。
売れ筋は、なんでもお惣菜コーナー。
ショーケースに並べられたお惣菜を数種類選び、ご飯の入ったアクリルケース(弁当箱)に盛ってもらうシステム。
また、意外にも、日本そのままのスタイルでヒットしているのが、なんと『
セブンイレブンのおでん』とのこと。
季節に関係なく置かれている『
おでん』は、一日に3000食も売れる人気のようです。
ところ変われば、夏でも売れちゃうんですね。『
おでん』って。。。
そんな背景もあり、売上高に対するお惣菜比率が、日本よりも高いとのことです。
一方、この国慶節の休暇中に日本でお世話になった京都某所のセブンイレブン。

確かに、中国と比較するとお店も綺麗で、商品の数も桁違い、サービスも徹底されていて、文句つけるところも見当たらなかったが、中国のそれと比較すると、なんとも釈然としないところがあった。
何よりも、マニュアル化されたサービスが違和感を感じました。
が、決して、中国のサービスを評価しているわけではありません。
サービスのサの字も無いお国柄ですので、中国は・・・。
双方に求めるのは、その中間点です。
日本は、機械的でなく、もっと人間味のあるサービスを!
中国は、もっと相手の気持ちに立ったサービスを!中国来てから想うのが、日本人のサービス精神というか、相手への気遣い、思いやりは、日本人特有のものであり、これこそが我々日本人の誇るべき文化でないかと感じます。
北京でも売り上げの上位に位置する、このセブンイレブン現代城店、夜中になると、制服はだけて肌をさらけ出して、如何ともしがたい店員さんが、サービスのかけらも無い営業をされています。
(毎度、国営スーパーに来たのかと錯覚するほどです)
日本で体験した機械的なサービスはさて置き、セブンイレブンさんには、この誇るべき日本人ならではの強みをもっと前面に出して、日本人だからこそ出来る企業作りを実践していただき、サービス精神の形成の面で、もっともっと中国に還元・貢献できるはずだと提言します。
中国に何を還元できるのか、自問する日々が続いております。
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なんか中国で見ると「火鍋の具」としか認識
してなかったんですが、おでんか・・・
確かに日本語ならおでんでしょうね・・・
ヽ(´~`;)ウーンおでんか・・・。