既に各紙が伝えてる内容ですが、中国人民銀行は今月18日(金)に21日(月)より米ドルに対する人民元の変動幅を0.2%から0.5%に拡大することが発表されました。

対ドルの変動幅拡大は2005年7月の人民元切り上げ以来初めてですね。
一方、米ドル以外の通貨に対する変動幅は据え置くようです。
中国の貿易黒字は今年も前年から倍増する勢いで、巨額の対中貿易赤字を抱える米国は割安の人民元相場が輸出競争力を底上げしている、と問題視しており、22日からのG8、米中戦略経済対話の前のガス抜きを行ったとの見方が強いですね。
人民元の対ドル相場は05年7月の2%切り上げ以降、合計で5%台半ばしか上昇していません。
1日の変動幅も実際には、上下限の0.3%に届いたことがなく、米国の不満は強かったようです。
変動幅拡大が直ちに対ドル相場の引き上げにつながるわけではないのでしょうが、元高ペースが速まる効果は期待されることでしょう。
中国国内では、安すぎる人民元相場が「バブル」を醸成しかねない事態と捉えており、中国政府自身も警戒感を強めているようです。
何はともあれ、外貨で現地給を貰っている中国の皆さん、受け取れる人民元が目減りしますので、両替はお早めに!
ってか、中国の銀行って土・日曜日でも開いてますけど、外貨両替も出来るのでしょか??
そろそろ手持ちの人民元減ってきたので、この週末に両替に行ってみます。
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