チンタオビールで有名な青島に仕事できています。
中国来てからの4年間、営業回りでいろいろな乗り物に乗って来ました。
三輪タクシーにバイクタクシー、三輪トラックに行き先の全く分からない乗り合いバス。
(詳細はおいおい書くことにします)
そんな経験をしてきた中、全く持って普通の乗り物といえばそれまでですが、普通の営業回りで、まさか船に乗るとは思いもしませんでした。
行ってきたお客さんは、我が社の青島営業所から湾を挟んで反対側にあります。
所要時間は1時間強だと聞けば、タクシー飛ばして行くと思ってたら、着いた先はなんと船乗り場。

なんでも、グルッと湾を一周するよりも時間的にもコスト的にも船の方が効率が良いとのこと。
が、初めに行った船着場ではなんと船が欠航しているではありませんか。
で、次の手段をとのことで着いたのがこれまた船着場で、青島輪渡駅でした。
10時半のアポにも関わらず、ここに着いたのは既に10時過ぎ。
船の所要時間は40分とのこと。すぐに乗れても完全にアウトなのに、乗り場に行ったら出航したところでした。

同僚の中国人、
「アイヤー!」と雄たけびを上げていましたが、一方で、営業所からの出発時間含めて同僚に全てを任せてしまった自分に反省してしまいました。
ここ中国では、やはり何事も完全に任せてしまっては、痛い目に遭います。
中国来た当初は、こんなことが日常茶飯事的に発生するので、毎日のようにイライラしていましたが、不思議なことに、許容できる自分に成長(?)しました。
過去のワタクシをご存知の方なら、発狂しているダーシーをご想像のことでしょう。
人間、環境に応じて多少は性格も変えれるものですね。
そんな思いに老けていたら、なんでも快速船があるとのこと。

で、チケット買って並んだのが10時15分。次の出発は10時40分。
が、これまた中国です。
「人数集まったので、今から出発しまーす!」って、時刻表なんてものはあってないようなものです。
さすがは快速船。大型船では40分掛かるところ、15分ほどで対岸の黄島駅に着いてしまいました。
結局30分の大遅刻をやらかしてしまいましたが、昼までに着けるかどうか怪しかったのが、今回は結果オーライでなんとか午前の商談を行うことが出来ました。
電車も時間が当てになりませんが、船は天候次第で欠航になることを考えると、最後の一手に留めておきたいものです。
といろいろと文句を言いながらも、且つ、大遅刻もしちゃいましたが、久しぶりに船に乗れて、ちょっと楽しかったです。
次回は時間にかなりの余裕を持たせて、40分コースの大型船に乗ってみる事にします。
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