昨日からと言うか、今朝から広州に来ています。
いやいや、昨日は災難続きでした。
北京発18時のフライト予定が、チェックイン時に突然の運行キャンセルを言い渡され、次の便が空席なしとのことで、二便後ろに回されて、20時のフライトになったかと思ったら、これまた遅れて、結局、北京を飛び立ったのは21時半でした。
で、広州着いたら既に日が変ってて0時半。
ここからまた、災難は続きました。
タクシーに乗ろうと乗り場に近づくと、一般のタクシーのはずが、運転手が客引きをしてるではありませんか。
「どこ行くんだ?」と引っ切り無しに声を掛けてきます。
状況もよく分からず、タクシーに乗りると、
「150元だから!」と、いきなりの吹っ掛けです。
この3年の中国生活の経験をフルに使って交渉するも、一歩も引きません。
挙句の果てに、二人三人と乗せようとする始末で、2,3台のタクシーと交渉するも、みな一律150元。
加えて、交渉が上手く行かないタクシーが前で支えて出発すら出来ない始末。
どうも、時間も時間で他の交通の術がないのをいいことに、全員が結託している様子で、全員がそこら中で交渉していて、凄まじい光景でした。
ちなみにワタクシに吹っ掛けてきたタクシー、他の中国人にも同じく150元をごり押しし、イカツイ中国人も、仕方無さそうに乗って行っていたのを見ると、必ずしも外人だから吹っ掛けてきているのではないのだと諦めて乗ろうと思ったら、市内行きの高速バイが普通に走っていることに気が付き、とりあえず広州市内まで行ってタクシーに乗り換えようとバス乗り場に行くと、不幸中の幸いか、宿泊のホテルが巡回コースに入ってるではありませんか。
ちなみにお値段17元。
この差はいったいなんなんでしょうか・・・?
で、バスに乗ったまではよかったのですが、どうも、定員一杯にならないと出発しないようで、小一時間バスで待機。この時既に1時前。
結局、1時半前に出発。
巡回コースの所定の停留所に停まる度に、どこからとも無く、バスを下車した客を目当てにタクシーがそこら中からワンサカ現れて、ここでも交渉が展開されていました。
バスの行く道を塞いでいてもお構いなしで、バスも立ち往生で、ビービークラクションを鳴らし、喧嘩でもおっぱじまるのではないかとハラハラしましたが、いつものことのようで、バスの運転手もお構い無しです。
北京では有り得ない光景にビックリしながらも、噂にはよく聞く、華南地方の治安の悪さと垣間見たような感じでした。
結局、目的のホテルに着いたら2時。家を出てから早10時間が経過しておりました。
未だ新たな一週間が始まっていないというのに、とんでもない仕打ちを受けました。
慣れない土地への出張、いつもながら疲れます。。。
≪タクシー関連過去記事≫・
天津のタクシーってありえへん!そんなもので金とるな!(2006.8.17) ・
中国のタクシーは意外と重装備(2006.11.24) ・
意外とドジなタクシー運転手(2007.3.14) ・
ニンニク臭のタクシー運転手がいなくなる in 中国北京(2007.4.18) ・
中国のタクシーは幼稚園ですか?これってマナー? in 中国北京(2007.5.24) ・
大連で悪徳運転手とビリーに出会う in 中国大連(2007.6.15)※ここ中国では、交通機関ネタには事欠きませんねwいつも応援有難う御座います。↓一日一回、二つのバナーをポチポチッっとクリックしてもらえると嬉しいです。 ↓中国ランキングはこちら
届けた先の警察は割と優しい対応を見せてくれましたけど。
ホントか嘘か知りませんが、広州ではいいイヤリングをしていると耳から引きちぎっていかれるほど容赦ないとか。どうぞ気をつけてお過ごし下さい。